※リンテック株式会社のサイトにジャンプして、検索結果を表示します。
サイト内検索
※リンテック株式会社のサイトにジャンプして、検索結果を表示します。
【営業担当】一般的な蒸着ラベルは金属調のため透け感が無く、容器などにラベルを貼付すると、残量など中身の確認ができません。しかしハーフ蒸着ラベル素材は金属調と透過感を有した製品のため、ラベルの貼付部分からも容器の中身を確認することができます。
【企画開発担当】金属調、かつ透明感を生かしたデザインが可能になるという、意匠性の高さこそハーフ蒸着ラベル素材の強みです。また表面基材の厚みが38µmと薄く、汎用品(50µm)と比較して石油資源の使用量削減への貢献が可能。さらに粘着剤層として「バイオマスマーク」を取得、高平滑グラシン紙(ポリエチレン不使用剥離紙)の使用など、環境に配慮した製品でもあります。
【営業担当】これまで化粧品のボトルなどに、金属調の蒸着ラベルを貼ると残量が見えなくなるという課題がありました。この課題を解決する、デザイン性の高さを両立したラベル素材ができないかという発想が開発のきっかけになりました。
【企画開発担当】インバウンド需要を背景に、日用品や化粧品において高級感が演出できるラベル素材の需要が高まると考えました。実際、ラベル素材でしか実現できない未来感のある製品に仕上がり、お客様からも「おもしろい製品だね」と好評をいただいております。
【企画開発担当】蒸着濃度を一定に保つことが最も苦労しました。ハーフ蒸着ラベル素材の外観は蒸着濃度によって変化しやすいため、濃度を一定に保つ生産と管理が重要です。研究と調整を重ね、安定した蒸着濃度を保った製品の提供が可能になりました。
【研究開発担当】蒸着濃度を安定させるために、研究開発担当と営業担当はもちろん、工場の人たちとも協力し、輸送方法や保管方法など研究室以外の情報についても詳細に確認を取りました。リンテック一丸となり安定した良品をつくるために、蒸着濃度が一定に保たれているかを日々チェックしていたことを覚えています。
【営業担当】ハーフ蒸着ラベル素材は貼られる被着体の種類によって風合いが変わるラベルです。一般的にラベル素材は「風合いの統一性」が求められやすいのですが、この製品の場合は風合いの変化こそが魅力ですから、これまでとは違ったお客様への説明が必要でした。そのため営業活動では実物を手に、内容物や角度によってラベルの風合いが変わる様子をお見せするようにしました。こうすることで高い意匠性をご理解いただき、多くの採用につなげることができました。
【企画開発担当】現在は化粧品のアイキャッチラベルや飲料ボトルの表示ラベル、銘板ラベルを中心に採用が広がっています。また一般的な蒸着ラベルに比べて反射率を抑えられることから、印刷情報の視認性の高さが評価され、日用品の製品情報記載ラベルに採用されるケースも増えてきました。
【企画開発担当】高い意匠性で「商品の顔」としての役割をしっかり果たしながらも、環境課題にも応えられるラベル素材は、ハーフ蒸着ラベル素材の他にあまりありません。このラベルをきっかけに、環境対応意匠性ラベルの開発や拡販を進めていきます。
【研究開発担当】今後もこれまでにないLivasta独自のラベル素材を開発し、ラベルが貼られた商品自体のブランド力の向上や購買意欲の喚起に貢献できるよう、研究・開発に取り組んでいきます。特にインバウンド需要にも応えられるようなユニークなラベル素材をつくりたいと考えています。