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サーマルヘッドの熱により、インクリボンのインクをラベルに転写する方式です。
プリンタ本体を小型・軽量に、そして低価格でつくることができる利点から、かつてはパーソナルプリンタの主流であった溶融型熱転写プリンタは、現在FAXだけでなく、パーソナルユース以外の分野でも幅広く用いられています。
工業用途、物流用途などで、特にダイレクトサーマル方式では対応できない耐擦過性、耐候性などの各種耐久性を要する管理用ラベルの印字には、この溶融型熱転写プリンタが今や不可欠といえます。
また、2色カラーやマルチカラーで高品質印字を実現した機種も販売されており、日付やロットナンバーだけでなく、これまで印刷によって表現されていた微細文字や会社のロゴなど、銘板ラベルに必要な情報のすべてをオンデマンドで印字するといったことも可能になってきています。
今後もプリンタのカラー化、高精細化とともに、UL/CUL規格認定の高品質ラベルサプライ、抜き加工機、ラベリングマシンなどとの併用により、その役割は一層大きくなっていくものと思われます。
1.加熱体であるサーマルヘッドの熱により、溶融するインクを塗布したインクリボンを加熱し、サプライにインクを転写する。
2.インクが冷えて再固化することにより、サプライに定着する。
現在、溶融型熱転写方式のヘッドには大きく分けて2種類あり、それぞれの方式に合ったインクリボンを選定することが必要となります。
一般にインクリボンは、耐熱・滑性層(0.1~2µm)をコーティングしたベースフィルム(2.5~12µm)とインク層(1~10µm)で構成されています。サプライの種類や用途、またはヘッド方式に合った適切なリボンを選定することが重要です。インク層のバインダー成分の組成面から分類すると、3種類のインクリボンがあります。
高度な耐擦過性、耐候性などが要求される管理用ラベルに適した溶融型熱転写プリンタの対応製品です。特殊耐熱用途対応品もラインアップしています。
印刷用粘着紙と印刷用粘着フィルム、可変情報印字用ラベル素材のラインアップをシリーズごとにご紹介しています。各製品の基材色や、粘着剤のタイプなどをご確認いただけます。