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ドラムにトナーを静電接着させ、出力素材に転写させる方式で、半導体レーザーを用いるレーザービーム方式、
記録用電極からの放電により画像を形成するエレクトロンビーム方式などがあります。
かつてはOA環境で文書データなどを出力するために、モノクロ出力を行うレーザービームプリンタが多く使用されていましたが、近年その役割は大きく飛躍しつつあります。高品質・高速出力が可能なうえ、ランニングコストが低価で、大量発行に適しているというメリットがある反面、従来の機種は非常に高価で、設置スペースを要するというデメリットもありました。
しかし最近では、カラー対応に加え、OA環境だけでなくパーソナルユースでも利用可能な価格帯の機種も登場するなど、急速に低価格化が進んできています。また設置スペースの面でも、大量発行という性質上やむを得ない給排紙部を除いては、コンパクトになってきています。その高速性、高画質性などを生かして、中・小ロットでの各種表示用ラベルの出力や、バーコードなどの可変情報印字といった新たな用途も広がってきています。インクジェットプリンタ同様、大手メーカー各社は引き続き積極的に製品開発を進めており、さらなる低価格化、小型化が期待できるといえます。
1.半導体レーザーを使用した光源を感光ドラムに照射し、帯電した感光ドラム上に画像を形成する。
2.静電気により、感光ドラムからサプライにトナーを静電接着させる。
3.加熱された定着ローラーあるいは光により、トナーをサプライに定着させる。
1.記録用電極(帯電器)からの放電により、誘電ドラムに電荷されて画像が描かれる。
2.トナーを静電気によって引き付けたトナーロールから誘電ドラムの電荷されている場所に、トナーが転写される。
3.誘電ドラムからサプライにトナーがさらに転写され、加圧ローラーの圧により定着される。
高品質・高速出力が可能で、ラベルの大量発行に適したレーザービームプリンタの対応製品です。高速出力に対応した搬送性も備えています。
印刷用粘着紙と印刷用粘着フィルム、可変情報印字用ラベル素材のラインアップをシリーズごとにご紹介しています。各製品の基材色や、粘着剤のタイプなどをご確認いただけます。